しょうなん農家サポーターキッズの受入れ農家さんってどんな人?こども目線でご紹介!

手賀沼周辺の素敵な農家さんを知ってほしい!

連載形式でお届けしている「しょうなん農家サポーターキッズ」のレポート。

第2回はみかんちゃん(ペンネーム)親子に、受入れ農家さんについて、レポートしてもらいました!

しょうなん農家サポーターキッズは、地域の食を育む農家さんを知ってもらいたいという想いもあり、企画しています。

みかんちゃんは積極的に農家さんに質問をしてくれたので、その内容も含めたレポートとなっていますよ!

しょうなん農家サポーターキッズの詳細はこちら!

 


ママの想い:「農サポキッズ、やってみる?」新しいことにチャレンジさせたい!

そんな軽いノリから始まった、我が子のチャレンジ。

小学校の卒業生だったため、普段よりも少し長い春休み。

せっかくなら、新しいことにチャレンジしてみようと思っていたところにお友達から声をかけてもらい、一緒に参加しました。

3日間、親と離れて、農家さんのところに行って学べる体験はなかなか他にはないと思います。貴重な体験に感謝♡

農家さんと娘のわくわくドキドキの会話をどうぞ!

 


トマト嫌いなトマト農家さん!

前日の夜、母からトマト農家さんのところに行くと聞き、トマト農家さんに行きたいと思っていたから、すごく嬉しかったです!「トマトもらえるかな!?わくわく!」

当日は道の駅しょうなんに集合してから、トマト農家さんのところに行きました。

サポーターキッズのスタッフさんがわたしたちのことをトマト農家の大宮さんに紹介してくれました。

紹介の後、好きな野菜と苦手な野菜をそれぞれ発表。

わたしとちーちゃんは「トマトが好きです」と言い、もう一人が「トマト苦手です」と言うと、大宮さんが「実は俺も嫌いなんだよ」と言ったので、みんなびっくり!

わたし「なんでトマト嫌いなんですか?」

大宮さん「種の周りの水分が多いところがあるでしょ?そこが嫌い。」

わたし「わたしは種の周りの水分が多いところが好きだけどなぁ」

トマト農家なのにトマトが嫌いなんて、農家さんにも色々な人がいるんだなと感じました。

 

お客さん想いの優しい農家さん

いよいよハウスで収穫作業!

ミニトマトはヘタと茎が曲がってくっ付いているので「腕の関節を反対側に折ると折れるでしょ。そのやり方でやればいいの!」と収穫方法を教わり、「表現が独特だけどわかりやすい!」と思いました。

どのトマトを収穫すればいいのか尋ねると、「食卓に並んでいて嬉しくて、食べたくなるようなトマトを選んで」と一言。

大宮さんは、お客さんにおいしいトマトを食べて、嬉しくなってほしいんだなということが伝わり、お客さん想いの農家さんだなと感じました。

でも、なかなか色の区別がつかなくて収穫するのは大変。

隣を見ると大宮さんがすごい早さで進んでいて「うわ!すごい!さすがプロ!」と思いました。

 

収穫の最中には傷ついたトマトや形が面白いトマトを発見。

どうしたら良いか聞くと「いつもなら俺嫌いだから捨てちゃうけど、食べてもいいよ」と言われたので、傷ついたトマトを見つける度にみんなで食べました。

すると、トマト嫌いと言っていた友達が「あ!このトマト美味しい!好きかも!」と言い、びっくり!

大宮さんは「トマト嫌いの仲間が減った」と悲しんでいました。

傷ついたトマトも味は変わらなかったので、捨てちゃうのはもったいないなと感じました。

 

ゲーム感覚で袋詰め!遊び心のある農家さん

収穫の後は袋詰め。

ビニールハウスの中から作業する場所までカゴいっぱいのトマトを運びました。

たくさん入っていたので重かったのですが、頑張って3人で運びます。

220gを目安に袋詰めするために、大宮さんが見本を見せてくれました。

その時に手でざぁーって取り、袋に入れると223g!3人でびっくり!!

 

次はわたしたちの番。

最初は慎重に入れていたら、少なすぎたり、多すぎたり…

見本の重さを頼りに袋詰めをしていたら、だんだん220gになりました。

慣れてきた頃に大宮さんが「これからゲームをやります。220gに近い人が勝ち。景品は600gのトマト!」みんなで大盛り上がり!

みんなが楽しみながら作業できるように工夫してくれて、遊び心のある農家さんだなと感じました。

ゲームでは自信があったのに最下位!とても悔しかったです。

(2日目はなんと220gピッタリ!やったぁ!すごい嬉しかったです。)

 

こんなにたくさんの人が働いているなんて、びっくり!

袋詰めした後は道の駅しょうなんに納品に行きます。

普段は入れない裏の搬入口から入り、働いている方たちから「お疲れさまです」と声をかけてもらいました。

思ったよりもたくさんの人がいて、多くの人のおかげで直売所が成り立っていることに気づきました。

持って行ったトマトにシールを貼り、直売所に並べていると、その最中にもお客さんが買ってくれます。

思わず心がほわほわと嬉しくなりました。

仕事が終わったあとにはご褒美のアイス!働いた後のスイーツはよりおいしく感じました。

 

 

たくさんのことを学べて楽しかった2日間

自分が食べているトマトが売り場に並ぶまでにどのようなことがあるのか、農サポに参加してみて初めて学びました。

毎日お客さんのために作業している農家さんってすごいなと尊敬しましたし、農業は大変だけど楽しい作業もあることがわかりました。

またこういう機会があれば、ぜひやってみたいと思います。

トマト農家の大宮さん、2日間ありがとうございました。

サポーターキッズのスタッフさん、すごく楽しかったです。ありがとうございました。

ママからのコメント

3日間、大変お世話になりました。

帰ってくると毎日楽しそうに体験したこと、聞いたことを話してくれて、なんだかわたしも行った気に♪

「ちーちゃんがおしり見つけたの!」(どーゆーこと!?)

「やりがいは大人の遊びなんだって!」(えっ!?)

毎日ドキドキわくわくさせてもらいました!

いつも以上に話す我が子♡とっても楽しかったのだと思います。

普段何気なく見ている、並んでいる野菜たちが、いろんな方々のおかげで当たり前に買えているということを知る、とても良い機会になったかと思います。

我が子のチャレンジを暖かい目で見守っていただき、農家の皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。

 

 


みかんちゃん、楽しいレポートありがとうございました!

トマト農家さんなのにトマトが嫌いとはびっくりですね!大宮さんの優しい一面が垣間見えたレポートでした。

次回は最終回!最後までぜひ読んでみてください。

 

 

K.Asami

子どもの時にはあまり気にしていなかった手賀沼。大人になってから手賀沼周辺の魅力に気づきました。

私のTEGA LOVE point☆

素敵な飲食店さんがいっぱいあります!コーヒーにパフェにハンバーグ…ぜひお気に入りのお店を見つけてください♡

みかん

地元中学校に通う、中学1年生。泳げないけど、SUP大好き♡

私のTEGA LOVE point ☆

手賀沼の夕焼けはとってもきれいです。でも朝焼けの方がもっときれい!富士山が見える時もあります♡