手賀沼の案内人 no.21 グリーンファーム栗原 栗原健さん 手賀沼での新しいチャレンジ 柏の三大フルーツの一つ、ブルーベリー。手賀沼にもブルーベリーの摘み採り体験ができる観光農園や、直売所があります。その1つ“グリーンファーム栗原”を運営しているのが、栗原さん。元々は水稲がメインの農家でしたが、米作りの合間に栽培できる農産物としてブルーベリーに関心を持ち、ブルーベリー農園も始めました。ブルーベリーは柏市が農業振興政策で栽培を推進した農産物で、栗原さんも市が開いたセミナーに積極的に参加して勉強したり、種苗会社から教えてもらったりしながら、ブルーベリーの栽培方法を身につけていったのだそうです。冬に剪定して、夏に実がなる。「冬の努力や工夫が、夏に結果として出てくるブルーベリーの栽培に面白さを感じている」と話してくれた栗原さんのブルーベリー、ぜひ味わってみてください! “地元”でつながる食の魅力 “グリーンファーム栗原”の観光農園は、森に囲まれていて、のどかで落ち着ける雰囲気の中で摘み採り体験ができます。「ブルーベリーってこんな風になっているんだ」と、驚くお客さんも多いのだとか。最近は大きな粒の品種が人気のようで、積極的に新しい品種も取り入れるなど、日々チャレンジをしている栗原さん。そんな栗原さんがこの夏新たにチャレンジするのが、ブルーベリーを使った料理教室。道の駅しょうなん、地元の洋菓子店“アシェットブラン”とのコラボ企画で、栗原さんのブルーベリーを使ったタルトを作ることができます。「これからは地元の農家さんと一緒に、地元のために活動していきたい。」と話すのは、パティシエの座間さん。栗原さんも、「今後はジャムなどの加工品にも挑戦していきたい」と語ります。新たな取り組みが動き始めている手賀沼の“食”、これからが楽しみですね。 グリーンファーム栗原 住所:柏市若白毛996-1 (アリオ柏より車で1分。東武バス「工業団地北」バス停脇。) TEL : 090-8037-7379 ※この記事は2019年7月に執筆されています。