手賀沼の案内人 no.1 (株)農菜土・代表取締役 橋本正得さん 農菜土の収穫体験 「自分の手で採った野菜を食べてみたい!」そんな人にオススメしたいのが、橋本さん率いる(株)農菜土主催の収穫体験!柏の旬な野菜を、それを育てた農家と一緒に収穫する体験型のイベントです。田植えや稲刈り、とうもろこしにそら豆、落花生など、年間を通して様々な野菜を気軽に収穫することができますよ。「おいしい野菜を食べてもらいたい」という想いから、提携農家の野菜づくりのうまさにもこだわっています。野菜づくりのプロの愛情やこだわりがたっぷりつまった野菜。そこに自分の手で収穫した達成感や愛情が加われば、おいしさもひとしおです!実際、参加したお客様からは「野菜ってこんなにおいしかったんだ!」と驚きの声も多いのです。農菜土のHPには収穫体験の年間スケジュールが掲載されています。気になった方は今すぐチェックしてくださいね! 都市部と農村部をつなげたい! 橋本さんが農菜土の構想を得たのはなんと20年以上前!きっかけは地元の小学校の生徒数減少でした。当時役場に勤めていた橋本さん。人口を増やす施策として企業誘致も考えましたが、それでは商業などの地元産業の後継者を増やすことには繋がらないと判断。「都市部と農村部、2つの魅力を持つ柏だからこそできることが何かあるはずだ!」と構想を重ねました。そしてたどり着いたのが収穫体験。はじめはノウハウもなく、準備もバタバタ…。それでも「中途半端はやるな」をモットーに農家と共に改良を重ねていきました。その甲斐あって今では首都圏各地からお客さんが足を運ぶ大人気イベントに成長!はじめは戸惑いも多かった農家にも笑顔が増えてきました。「農業でも食べていけるという見本をつくっていきたい」という橋本さん。今後は果物の収穫も取り入れ、「手賀沼にくれば1年中何かの収穫体験ができる状態を目指したい」と目を輝かせました。 株式会社 農菜土 https://www.no-side-kashiwa.com/ 都市部の人たちの思いと農村部の人たちの思いをつなぎたい、という想いのもと平成24年3月に設立。現在は収穫体験の他に、体験農園や遠足畑も実施しています。 もっと知りたい!橋本さん 旧沼南町役場、柏市役所での経験もあり、人一倍手賀沼の歴史に詳しい橋本さん。地名の一つとっても、その由来から今に至るまで歴史話が止まらない!手賀沼周辺には「将門伝説」など数多くの歴史が今も色濃く残っています。橋本さんに会ったら気になる歴史についてぜひ聞いてみてくださいね。 この記事は2017年11月に執筆されています。