手賀沼の案内人 no.35 (株)新松戸造園さん きめ細やかな緑道整備 多くの人がランニングやサイクリング、釣り、バードウォッチング、楽器練習など様々な活動を楽しんでいる千葉県立手賀沼自然ふれあい緑道。この緑道を管理しているのが(株)新松戸造園です。(株)新松戸造園は「地域に密着し、人と自然が調和した持続可能なまちづくりに挑戦したい」をモットーとした、創立約60年の造園会社。千葉県立手賀沼自然ふれあい緑道の指定管理者として、2019年から維持管理を担っています。 男性が多いイメージの造園業ですが、手賀沼では維持管理チーム15名のうち5名が女性という珍しいメンバー構成。花の色使いや樹木の整姿など、女性ならではの感性を活かしながら緑道を管理・整備しています。ぜひ皆さんもきめ細やかに整備された緑道を楽しんでみてはいかがでしょうか? 手賀沼の「輪」を広げる (株)新松戸造園が行っているのは緑道の管理だけではありません。例えばSNSを通じて手賀沼や緑道の情報を発信するほか、クリーンアップ大作戦など一般の方々を巻き込んだイベントを開催しています。地域のボランティア団体・一球会と連携して花を植える活動も行っています。 「すれ違う人同士が自然に挨拶を交わしたり、手賀沼に足を運べない方とSNSで写真を共有したり、このような数々の連携が美しい手賀沼を作りあげている」と話す手賀沼チームの廣川さん。そのため地域団体と連携した活動をもっと増やしていきたいそうです。今後はSUPなどを楽しむ「てがぬまパドルクラブ」とコラボレーションして、手賀沼のごみを拾うイベントを計画中。(株)新松戸造園がつくっていく手賀沼の輪、これからも広がっていきそうですね! 株式会社新松戸造園 松戸市に本社がある創立約60年の造園会社です。ホームページに設置されているブログには、千葉県立手賀沼自然ふれあい緑道の様子もアップされています。 http://shinmatsudo-zouen.com/ ※この記事は2020年11月に執筆されています。