竹を通じて豊かな地域づくり
手賀沼の周りにある凛とした美しい竹林。「住み良いまちづくり研究所」ではそんな竹林を整備し、伐採した竹を使って灯籠などを作っています。
設立は2004年。当初はインクカートリッジの回収や外国人のショートステイ受入れ等も行っていましたが、それらの活動は独立し、現在は竹の取組みを中心に手がけています。制作した竹灯籠は市内各地のイベントで設置され、暮れからお正月にかけて滝前不動、春にはあびこ桜まつりなど、手賀沼周辺を彩っています。竹灯籠でライトアップされる風景はとても幻想的でフォトジェニック!そんな竹灯籠は我孫子市久寺家にある工房で制作されます。取材時には工房にメンバー以外の人たちも訪れていて、一緒にモノづくりを楽しんでいました。「竹やモノづくりを通じて人が集う、これが豊かな地域づくりに繋がっていく。」そんな寛容な姿勢が、様々な人の心を捉えているんですね。
新たな出会い・学びを楽しむ
竹灯籠の発祥地である大分県臼杵市に見学に行ったことが、竹灯籠制作の始まりと話す代表の米澤さん。日杵市では手入れされていない竹林が引き起こす「竹害」が問題になっていて、手賀沼でも同じ問題が発生すると直感し、竹林整備や灯籠制作の活動を始めました。最近は小学生の教育旅行を受け入れ始め、一緒に竹林整備をしながら、放置竹林が生物多様性や土砂災害りスクに与える影響について子どもたちに教えています。そのことがきっかけとなり、竹を破砕できる機械を入手したそうで、「代採した竹を自然に戻す循環ができ、団体としてステップアップできた」とのこと。根戸城址にある竹林も新たに整備することになり、意欲的にチャレンジを進めています。「新しい場所から生まれる、新たな出会い・学びを楽しんでいきたい。」そう笑う米澤さんからは、年を重ねても新しいことを楽しむ姿勢が感じ取れました。
2004年に設立した環境保全団体。我孫子市にある滝前不動、根戸城址等の竹林を整備しています。見学・入会を希望する方はHPの問い合わせフォームからご連絡ください。

