手賀沼アグリビジネスパーク事業推進協議会
手賀沼アグリビジネスパーク推進協議会とは、柏市が策定した「手賀沼アグリビジネスパーク構想」に基づき、それを推進することを目的に、平成28年に設立された協議会です。協議会は柏市や民間事業者を中心に構成されており、地域の住民・事業者の皆様と連携しながら、これまで様々なプロジェクトを進めてきました。
手賀沼地域の現状・課題
- 人口減少、高齢化、農家の減少が深刻化することによって、コミュニティの担い手が不足してきています。
- それに伴い、祭りや草刈り等、地域住民が主体的に行っている活動の継続が困難になってきました。
- 空き家、空き地、耕作放棄地、農道、里山等、管理が行き届かない土地が増え、環境としても景観としても、損なわれる可能性があります。
- 手賀沼地域の財産である、自然、歴史、文化をどう継承していくのか、対策が求められています。
これからのまちづくりの指針
- 地域の自然、歴史、文化を支える「農」という営みを守っていく必要があります。
▷ 新しい農業のあり方、農と市民の関係性の構築 - 住民は減少しているが、手賀沼地域への来訪者は増えつつあります。
▷ 「道の駅しょうなん」や「セブンパークアリオ柏」等の集客力の活用
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【指針】手賀沼アグリビジネスパーク構想
テガヌマ・ウィークエンド / 手賀沼を市民が憩える身近な行楽地に
- 柏市民の財産として、身近な憩いの場として、手賀沼の自然・歴史・文化にふれてもらう体験や時間を提供していきます。
- 体験プログラム自体、環境の美化・向上を目指したものですが、体験によって得られる収益は、施設や緑地の整備・修繕、地域活動の資金として活用していきます。
- 収穫や畑の整備、里山の美化や祭りの運営も、来訪者に楽しんでもらうと同時に、地域にとって必要な“労力”としてお借りします。
- これまで地域内でしか継承されてこなかった歴史や文化を、体験プログラムを通じて、広く市民に理解してもらいます。
これまでの取組み
①体験プログラムの開発・運営支援
地域の農家・事業者・市民団体と一緒に、収穫体験や農作業体験、祭り体験、水辺でのアクティビティ(カヌー、SUP、ヨガ等)等の体験プログラムを実験的に実施してきました。体験指導者の講習会も開催し、人材育成も行ってきました。
②拠点の整備
手賀沼地域のエントランス拠点としての「道の駅しょうなん」、水辺のアクティビティ拠点の「手賀沼フィッシングセンター」、農業体験拠点の「わしのや農業交流拠点」の整備を進めてきました。
今後の展開・展望
これからの農業を支える良き消費者であり、自然・歴史・文化を守る良き理解者となる、手賀沼地域のファンを増やしていきます。
①体験プログラムの企画・運営・広報を推進する組織づくりを進めていきます。
②手賀沼全体の魅力を発信していく媒体・企画を創出していきます。
お問い合わせフォーム
当協議会へのお問い合わせ、取材依頼等は、下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。