手賀沼のほとりにある、築50年以上の空き家をセルフリノベーションし、2023年10月にNHUMAをオープン。日常の中で埋もれがちな創造性を育む場と機会を創出しています。
地域の創造性を育む場所として
「誰もがクリエイターであり、そこから創造されるものはどれも美しい。」大坪さんの信念でもあるこの言葉通り、 NHUMAには身近にいる人々が作ったアート作品が、ゆったりと飾られています。かつて国内外の著名なクリエイターのブランディングをする中で、ふと感じた違和感。「身近にもっと注目されるべきクリエイターがいるのでは?」との想いから、自分が住む町である我孫子の才能に注目。お客様として通っていた福祉施設とコラボし、障がい者の方が描くオリジナルアートパッケージのコーヒーをプロダクト化。しっかりと生業となるようにブランディングをサポートし、都内で販売会を行うなど、その価値を地域外に広める取り組みを行っています。また、農園で不要なものとなっている梨の剪定枝を使用したスタンプ「PETALO」を制作。握力が弱い子どもやお年寄り、障がい者の方でも持ちやすい形に設計し、アートや絵は苦手、という方でも、押すだけで作品が完成する、まさに「誰もがクリエイターになれる」プロダクトを生み出しています。
感性を掘り起こすはじまりのマルシェ
NHUMAでは毎月第3土曜日に、こだわりの紅茶や焼き菓子、地元野菜、ハンドメイド作品などが購入できる「はじまりのマルシェ」を開催しています。大切にしていることは「しっかりと商いの場にすること」。住民が身近な場所で、身の丈に合った経済活動を行うことで、地域が豊かになっていくと考えているそうです。大坪さんの想いに共感する人々が集まるマルシェは、そこから生まれる交流もひとつの価値となっており、県外から足を運ぶ方もいるほど。また、ご年配のお客様で毎月遊びに来ていた女性の方が、出店者とお話しをしていくうちに「自分にも何かできないか」と考え、草木染めに挑戦し、ご出店されたそうです。まさに誰かの「はじまり」を生み出す機会となっており、ここでも「誰もがクリエイターになれる」を体現しています。今後は「NHUMA to GO!」と題し、柏市の福祉施設や他の地域での開催も計画。地域に埋もれているクリエイティブな感性を掘り起こすこだわりのマルシェを、ぜひ訪れてみてください。

庭付きの空き家を、地域のアート、コミュニティ拠点として生まれ変わらせました。

PETALO(ペタロ)は11/14に道の駅しょうなんで開催される「環境フェスタ」で体験できます!

月に1度のはじまりのマルシェは、近隣に住む方々の交流の場にもなっています。