農園名のSASUKEは屋号の「佐助」から。「自分で食べるものは自分で作る」がコンセプト。愛犬はヨークシャーテリアのチャビーちゃん。
農業も多世代交流も楽しめる体験農園
会社員から家業の農家へ転身した康弘さんと、奥様の幸恵さん。夫婦二人三脚で営むSASUKEカントリーファームは、2023年にオープンした会員制体験農園です。今年度、全22区画は満員となり、子供と一緒に野菜作りを楽しみたいファミリー世代から、趣味として農業を楽しむミドル世代、第2のキャリアとして農家を目指す方もいるシニア世代まで様々。近隣市に加え、都内から通う方もいるそうです。会員は2週間ごとの講習会に参加し、それぞれのペースで農作業を行います。年間で約30種類の野菜を作ることができ、苗や農具なども用意されています。教員資格を持ち、愛犬家でもある幸恵さんならではの視点で農園を運営し、子ども連れやペットと一緒に気兼ねなく参加できる点も魅力の一つです。また、会員と一緒にバーベキューや、すいか割りを楽しむ企画もあり、会員同士の交流も大切にしているそうです。会員以外の方も、季節によってタケノコやサツマイモの収穫体験が楽しめるので、ぜひホームページをチェックしてみてください!
農地を農地のまま残していきたい
地域の繋がりから、近隣小学校の農業体験学習の受け入れも行っており「地面に密着した生活を送ってほしい。」と、子ども達への想いを語る康弘さん。ご夫婦ともに英語が堪能なこともあり、インターナショナルスクールの受け入れや、海外の方の収穫体験にも対応しています。京都出身の幸恵さんは、静かで自然豊かなこの場所を残したいと思い、10年程前から構想を練ってきたそうです。農家になる決意の理由をたずねると「だって見て!ここ、本当にいい場所じゃない?よそから来た私にとって、この景色は当たり前じゃないのよ。」と、目を輝かせて話してくれました。勉強会や他の体験農園に参加し、地域に開きながら農地を残す方法を模索。子育てやご両親の介護が落ち着いたタイミングで体験農園を開園しました。園内にあるドッグランや子どもが遊べる砂場を設置する発想も、農家出身ではない幸恵さんだからこそ。幸恵さんから湧き出るアイデアを、康弘さんが形にしています。今後は果樹やお花、ハーブの栽培にもチャレンジしていきたいそうです。

講習会の担当は幸恵さん。テキストもオリジナルで作成しています。

台地の上にある農園では心地よい風が流れ、竹林を背景に気持ちよく農作業ができます。

地域の方に向けた、サツマイモ掘り体験の様子。多世代交流の場にもなっています。