2023年3月、道の駅しょうなん社長に就任。 旧沼南町出身で、手賀沼で生まれ育つ。地元の人気飲食店「いづみ亭」がお気に入り。
農家さんそれぞれにファンができる直売所
年間140万人が訪れる、手賀沼の農と食の拠点、道の駅しょうなん。朝7時15分からの納品開始とともに、朝採れの新鮮な野菜が次々と売り場に並びます。9時の開店まで、ひっきりなしに農家さんの出荷作業が行われ、社長の江口さんも開店の準備に追われます。出荷に来る農家さんひとりひとりに挨拶し、営業中も頻繁に売り場を チェック。野菜の売れ行きや、お客様の反応を、直接現場で確認しています。「地元農家が、出荷する野菜や荷姿、値段などを、それぞれのスタイルに合わせて決められる。そうした直売所の強みを、売り場として大切にしていきたい。」と江口さん。珍しい野菜が並ぶことも多く、ただ売るだけではなく、食べ方の提案もしていきたいと考えているそうです。また、「同じ野菜でも、農家さんによって味に個性があります。農家さんの名前を覚えてもらい、ファンができるような売り方をしていきたいですね。」と話します。ぜひお買い物の際には、名前をチェックして、お気に入りの農家さんを見つけてみてください!
地元の食と農業を支える取り組み
自身でも梨の栽培を行う江口さん。約20年前に、耕作放棄の危機にあった近所の梨畑を、仲間と一緒に引継ぎました。その際に衝撃を受けたのが、規格外となる梨の多さ。直売所を経営する立場になってからも、規格外農産物の課題に直面しました。味は問題ないものの、見た目や大きさで出荷ができない野菜、天候や時期によって大量に育ってしまった野菜のロスを、少しでも減らす取り組みに挑戦。梨の収穫期には、約4トンの規格外の梨をシードルやペーストにして、ゼリーやカステラに生まれ変わらせました。その他、ブロッコリーやほうれん草等も急速冷凍し、加工品に活用しています。地元の食と農業を支える道の駅として、お客様はもちろん、農家さんにも還元できる仕組みを日々模索。大学とも連携し、新しい栽培技術に農家さんがチャレンジできるようサポートもしています。多くの方に愛される道の駅を目指して、社長として、地元住民として、江口さんの挑戦は続きます。今後の道の駅しょうなんの取り組みに、ぜひご注目ください!

従業員ともコミュニケーションをとりながら、魅力的な道の駅づくりを目指します。

規格外の梨を使用した、道の駅しょうなんオリジナル商品「柏のすてない梨ゼリー」。

野菜以外にも、豊富な種類の地元産のお米もおすすめです。