手賀沼の東端にあるレジャー施設「手賀沼フィッシングセンター」を経営。施設内での養殖に加え、釣り堀とドッグランも運営しています。右端が川村組合長。
手賀沼の漁業復活に向けて
手賀沼フィッシングセンターを運営する手賀沼漁業協同組合。今年度から組合長に就任された川村さんにお話を伺いました。かつてはウナギ、コイ、フナ、クチボソなどの小魚の漁、鮎の養殖など、手賀沼は漁業が盛んで、採れた小魚は成田山の参道に軒を連ねる佃煮屋に卸していたそうです。「ヘラブナ釣り」をはじめレジャーとしての釣りが盛んになると、手賀沼が安全に使えるようにと漁協としてルールを設けたり、水面利用について管理をしたりしてきました。そんな中、東日本大震災で放射能の影響を受け、漁業ができない状況に。釣り堀の運営や、生簀での養殖は続けてきましたが、「手賀沼での漁業が全くできず、漁協として歯痒い思いをしてきました」と川村さん。震災から十二年、定期的に続けているモニタリング結果を見ながら、復活に向けて着実に動き出しているそうです。今後の手賀沼の漁業に注目です!
子ども達に繋いでいきたい豊かな手賀沼
「自分が子供の頃は、スルメでザリガニを釣るなど、色々な遊びを水辺でしたものです。手賀沼は子どもと自然の接点となる場所でした。」その後水質が悪化し、人が離れてしまった時代もありましたが、近年再び、様々な団体が手賀沼の環境に魅力を感じ、子ども達が安全に自然に触れ合う機会を創りたいと、手賀沼フィッシングセンターにおいても、様々な活動が生まれています。「子どもたちにはもっと水辺に近づいて、手賀沼の自然に触れて欲しい。今、手賀沼フィッシングセンターを支えている人たちは、子どもの頃にここに遊びに連れてきてもらって、そしてこの場所を愛する人たち。手賀沼が『親・子・孫3世代の遊び場』であることを実感しています。」と話す川村さん。釣り堀で釣ったニジマスの塩焼きにかぶりついている親子の姿に目を細めていました。ぜひ皆さんも、手賀沼フィッシングセンターに親子で遊びに来てみてください!

手賀沼漁業協同組合が運営する、「手賀沼フィッシンググセンター」では、釣り堀でニジマス釣りが楽しめます。

釣ったニジマスはその場で手際よくわたぬきをしてくれます。

土・日・祝は、その場で塩焼きにして味わえます。釣ったばかりの魚はおいしいね♪