農業専門学校を卒業後、山武市のいちご園で修行を積み家業のいちご農家に。小学生の頃、七夕の短冊には「いちご屋さんになりたい」と書いていたそう。
父から受け継がれる想いとともに
元々おじいさんが野菜の栽培をしていたそのべ農園ですが、お父さんがいちご栽培を始めたことから、いちご園に。一から農園を築いていくことは大変な毎日で、美味しいいちごを作るにはどうしたらいいか、集客の難しさなども含め、試行錯誤しながらの日々だったそうです。そして、十数年もの努力を重ねた結果、直売所は行列ができるほど大人気に。現在、そのいちご栽培を任されているのが園邉由大さんです。小さい頃から父親のそばで農園の手伝いをしていたこともあり、自然といちご農家の道へ進みました。父親からは「やりたいことをやれ。だけど1周まわって地道にいちごを作ることが大切だってわかる。」と教えられたそうです。いちごは少しの温度変化や水やりのタイミングがずれるだけで、赤みや味に違いが出る繊細な果物。父親から受け継いだアドバイスと共に、日々変化していく環境に対応しながら、自身の経験を活かし、ハウスの管理を続けています。そんなそのべ農園の歴史と愛情の詰まったいちごを、ぜひ食べてみてください!
そのべ農園に吹く新しい風
「現状に満足せず、変わらず美味しいいちごを届けること。」が園邉さんのモットー。それを実現するためにはよく観察し、丁寧に手間をかけて育てることが大切だと語ります。そして、目の前のことを大事にしながらも、常に新しい取り組みにもチャレンジしています。今年始めた「ストロベリーナイトツアー」は、ライトアップされた夜の農園でいちご狩りができるイベントです。ここで味わえるのが「スターナイト、ほしうらら、紅ほっぺ」の3品種。中でも「スターナイト」は、年々変化する自然環境に対応するため、新しく栽培を始めた新品種です。2年前に始めた夏に大人気の「けずりいちご」も、冷凍することにより、いちごのロスを減らすためのチャレンジだそう。SNSでは、自らが広告塔となり情報発信をするなど、栽培以外にも積極的に挑戦を続けている園邉さん。様々なチャレンジで新しい風が吹き、手賀沼のいちごを盛り上げています。目標は千葉県で一番有名ないちご園を作ること。いつかは自分の品種を開発するという夢もあるそうです。

行列ができる直売所には真っ赤ないちごが並びます。直売所での購入は「手賀沼いちごスタンプラリー2024」の対象です。

ストロベリーナイトツアーは3月、4月にも開催予定。詳細はInstagramをチェック!

美味しいいちごを作るために、47棟あるハウスを毎日観察してまわるそうです。