理事は高校生を含めて8名。特定のリーダーを置かず、全員が対等に合意形成するDAO(分散型自律組織)の仕組みを取り入れています。
未来に景観を残すひまわりプロジェクト
柏市泉にある遊休農地を、ひまわりで復活させる「かしわひまわりプロジェクト」。運営をするのは、今年4月に発足した「かしわひまわり協議会」の皆さんです。代表理事の石井雅子さんと、理事で農家の杉野光明さんにお話を伺いました。柏市内で観光業に携わる石井さんは、泉地区を含む沼南エリアの自然豊かな景観を、大切な観光資源と感じている反面、耕作放棄地が増える現状や、農業の後継者不足により、この景観が失われていくことに課題を感じていたそうです。元々知り合いだった杉野さんに相談したところ、比較的管理がしやすいこと、既に杉野さんが農地保全の為にひまわりの栽培にチャレンジしていることから着想を得て、プロジェクトが動き始めたそうです。未来に景観を残す為には、若い世代と一緒に未来に向けて動いていくことが大切との想いから、市内の高校にも提案。日本体育大学柏高校が協力してくれることになりました。DAOを取り入れることにより、高校生にも決定権があるプロジェクトとなっています。
チケット購入で応援様々な参加の形
今年度、プロジェクトで管理する畑は約1000平米。5月下旬に種を蒔き、土寄せや肥料の散布、間引き作業をして7月には満開に。8月下旬に種を収穫し、来年の1月から2月頃にひまわり油が出来上がります。イベント等でひまわり油を販売し、売り上げはプロジェクトの活動資金に。一緒に活動することはもちろん、ホームページで販売中の「応援チケット」を購入することで、プロジェクトをサポートすることもできます。応援チケットには、ひまわり油購入の事前予約をプラスすることも可能。1年目となる今年度は、できるだけ多くの方に興味を持ってもらい、参加してもらえる形を模索中とのこと。「始まったばかりのプロジェクトなので、まずは皆さんにこの活動を知ってもらいたいです」と石井さん。「若い人たちが農業に興味を持ち、農業に参加するきっかけになってもらえれば」と杉野さん。今後は、柏市内全体の遊休農地にプロジェクトを展開していきたいそうです。ぜひ皆さんも、自分に合った形で参加してみてはいかがでしょうか。

今年7月の畑の様子。1年目のひまわりが満開になりました!

枯れたひまわりを刈り取り、種を収穫。乾燥させたのち、搾油します。

9/1からラベルコンテストを開催!選ばれた3作品が、ひまわり油のラベルに採用されます!応募はホームページから。